選択理論とは何か?

選択理論は、米国の精神科医ウィリアム・グラッサー博士によって提唱され、著書「現実療法」と実績によって一躍世界で注目されるようになりました。
選択理論を一言で言えば、「変えられるものと変えられないものを区別し、変えられるものに焦点をあてる」ということです。変えられないものは他人と過去、変えられるものは自分と現在そして未来と考えます。自分の目標や夢に向かって、良い計画を立て現実的な願望と欲求を満たしながら、より良い人生を送るために役立つ心理学です。

また、選択理論を実践することによって、人間関係とくに身近な重要な人間関係(親と子、夫と妻、教師と子ども、上司と部下)が良好で快適なものになります。
日本選択理論心理学会ホームページ≫

クオリティ・コミュニティをめざす会 会長挨拶

素敵な責任

「私たちには、幸せになる責任がある」 私と選択理論の出会いは、こんな言葉で始まりました。 最初に、私に選択理論を教えてくださったのは、『幸せを育む素敵な人間関係』の著者で、選択理論心理学の上級講師でもある、柿谷寿美江先生でした。 先生は、続けてこうおっしゃいました。「何故なら幸せな人は問題を起こさないからです。だから皆さん遠慮しないで幸せになってください」と。

幸せになることが「権利」ではなく「責任」だなんて、なんと素敵な解釈でしょう。
だから皆さん遠慮しないで幸せになり「責任」を果たしましょう。
姉、井上千代(日本選択理論心理学会西予支部長)は学校での選択理論の活用にチャレンジしています。私は、地域への普及に挑戦して行きます。

自分探しの心理学

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
選択理論では、「人は何故どのように行動するのか?その動機付けは内側から」(内的コントロール心理学)と考えます。
人はつい、外側からの強制(非難・叱責・操るための褒美など)で他人をコントロールしがちです。そして社会は外側からのコントロールに満ち溢れています。
選択理論は、内側からの選択=人間の『主体性』を信じる心理学です。夢と希望と責任をもって生きるための行動選択の糧になります。

選択理論の不思議な魅力

非難や強制の無意味さを知り、他人をコントロールしようとしない人たちが集まるとどうなるでしょう。
他人を強制する代わりに、相手の言葉に傾聴し、笑顔で互いのニーズに貢献しようというエネルギーに満ちています。
そして、それは、今まで経験したことの無い温かなぬくもりに包まれています。何とも言えない不思議な魅力です。

幸せを育む素敵な人間関係

私は常々、少しでもいいから社会に貢献したいと願っていました。
選択理論と出会ったことで、この考えを一人でも多くの人に伝えることが社会貢献になると思うようになりました。
クオリティ・コミュニティをめざす会では、「選択理論心理学」の入門書として、『幸せを育む素敵な人間関係』を柿谷寿美江先生に書き下ろしていただきました。
一人でも多くの方に、この素敵な心理学に出会っていただきたいと心から願っています。興味をもたれた方はご連絡ください。あなたと共に学び、あなたと共に夢(夢の学校、夢の会社、夢の地域など)を語り合える日を楽しみにしています。